風景の日記2

風景の日記(ダイアリー)をインポートしたブログです。

重要文化財旧日本郵船株式会社小樽支店

今日運河公園の前の表記を見学しました。
建物の前はもう何度も通っているのですが、見学は初めてです。
石原慎太郎氏や亡き石原裕次郎氏のお父さんが支店長として勤めていた建物と記憶しているのです。
追記:私の勘違いでお父さんは当時の山下汽船の小樽支店長でした(2007年2月4日記)。
明治初期に西洋建築技術を指導するために招かれたジョサイア・コンドル氏の教え受けた工部大学第1回卒業生4名の一人佐立七次郎氏が設計し、大工棟梁山口岩吉氏が施工した建物です。
明治39年10月に落成した近世ヨーロッパ復興様式の石造2階建建築で、当時の最新式設備を備えています。
完全修復がなされていて往時の雰囲気が家具、絨緞、窓、廊下、椅子類、大理石、シャンデリア、ブラッケット、カーテン、壁、ドア、暖炉、蒸気暖房、スチールシャッター、スプリングシェイドローラー、建物金具類などからよく伝わり、華麗な空間を作っていました。
クラッシクの音楽もさりげなく流れ、気持ちよく見学できました。
百年以上経っても狂いがなく、いまも窓の開閉が出来るとの説明でした。
見学していてすばらしい建物と思いましたね。
室内を撮影してもよいとのことで撮らしていただいたのが今日の画像です。
日本の近代建築草創期を知る貴重な建物ですね。
商都小樽を代表する明治後期の商業建築が全面修理されて文化遺産として残っています。
また、卒業したほかの三氏の建築物がここ小樽現存します。
なお、この建物では明治39年11月にポーツマス条約に基づく日露の樺太国境画定会議が2階会議室で開かれ、会議終了後、隣の貴賓室で祝杯が交わされた歴史的遺構でもあるとパンフレットに記載されていました。
ほかに、海運資料コーナー、国境画定会議資料室、修復資料室が見学場所でした。