風景の日記2

風景の日記(ダイアリー)をインポートしたブログです。

明日香村と秋篠寺

奈良六日目。JR奈良駅を午前八時過ぎの昨日とおなじ汽車でJR桜井駅に。近鉄桜井駅で孫に本来南海鉄道の特急を撮らないとならないのですが、近鉄の特急を動画撮影。その後、近鉄で飛鳥まで行く。近鉄飛鳥駅→駅前でミステリーロマン「飛鳥王国」(飛鳥数次旅券:案内図・割引券・旅の情報・スタンプ欄など重宝しました)を入手→タクシーで橘寺→飛鳥川沿いに徒歩で石舞台古墳→犬養万葉記念館→奈良県立万葉文化館→飛鳥寺→甘樫丘の麓→近鉄橿原駅→近鉄西大寺駅→秋篠寺→近鉄大和西大寺駅近鉄奈良駅→奈良町→ホテル→三条通りの「風酔:ふーすい」→ホテル。総歩数は22707歩。

1.近鉄飛鳥駅・橘寺
徒歩か自転車でめぐりたいのですが、時間と旅の疲れそして年ですね、タクシーで甘樫丘でなく聖徳太子誕生の地として有名な橘寺へ。飛鳥最初の参拝場所としました。和辻氏の「古寺巡礼」にも井上靖氏監修の「私の古寺巡礼」にも全国の古寺の歴史と見どころ徹底ガイド、渋谷氏と山川氏の「古寺を歩く」にも橘寺は見どころとして掲載されていない。私は、訪れて参拝してこのお寺が好きになりました。お寺はきれいに清掃されていて気持ちが和みました。黒岩重吾氏の古代史にかかわる小説や梅原猛氏や関裕二氏などの古代にかかわる本の影響と思われるのですが、聖徳太子蘇我入鹿で、天武天皇は太子の子供という大胆な仮説に惹かれるのも好きになった要因のひとつかもしれません。橘寺から川原寺跡や甘樫丘飛鳥寺、岡寺を望み、飛鳥王国の案内図を見ると藤原鎌足誕生の地や大友夫人の墓そして伝飛鳥板蓋宮跡などがすぐ近くなのに驚きました。
橘寺から徒歩で飛鳥川にそって上流に向かい、橋を渡って石舞台古墳に向かった。

2.石舞台古墳
古墳の手前の公園で紅白の梅がきれいに咲いていました。謎だらけの古墳ですが、この古墳は修学旅行で訪れた記憶があり、二度目の見学という印象でした。徒歩で犬養万葉記念館へ。

3.犬養万葉記念館
万葉風土学を提唱した故犬養孝氏の業績を紹介した記念館です。直筆の万葉歌や原稿が展示されていて、館内では先生の万葉かるたを詠むのを聞きながら写真や展示を見学していました。ここで万葉かるたと先生のかるたを詠むCDを購入。このWEBLOGもCDを聞きながら書いています。記念館は万葉集に関する図書もそろっていて、記念館でもあり研究機関でもあるように思えました。記念館を後にして奈良県立万葉文化館に向かう。この段階では文化館に大きな期待を持っていなかったので、見学時間はさほで多くとる予定でなかったのです。

4.奈良県立万葉文化館
あをによし奈良 飛ぶ鳥の明日香にある奈良県立万葉文化館は、遺跡と一体になった博物館で素晴らしかった。万葉のふるさとの奈良県でなければできない文化館で、万葉集の博物館ですね。建物も素晴らしく、展望ロビーから香具山なども見えるのですが、一番惹かれたのは展示方法など独特で新しいタイプの博物館と感じました。展示・説明が遺跡と一体になり、しかも展示空間と一体になったように体感でき、万葉集の世界に入って説明を受けたような感動を持てました。
また、新春の万葉日本画展が開催されていて、万葉集の歌を題材に日本を代表する画家が描いた日本画が展示されていてました。さらに万葉劇場では「万葉のふるさと」、「柿本人麻呂」そして「額田王」が上演されていて、時間の関係で最初だけを楽しんできました。さやけしルーム、歌の広場そして万葉おもしろ体験は万葉時代にタイムスリップしたような感じになりました。小学生、中学生そして成人も楽しく万葉集やその時代を体験できます。館長である中西進氏の題字の「よろずば」も親しみのある資料でした。飛鳥に来たら是非訪ねたい博物館ですね。
もう少し見学していたかったのですが、飛鳥寺に向かう。竹林が館の前にあって、思わずデジカメで撮影。

5.飛鳥寺
和尚さんの説明を聞きながら日本最古の飛鳥大仏を参拝し、推古天皇によって創建された日本最初のお寺見学しました。
見学後徒歩で、甘樫丘の麓まで行き、ちょうどタクシーが来たので、乗車し近鉄橿原神宮駅へ。飛鳥は、再度飛鳥の古社や豊浦寺、甘樫丘などを訪ねてみたいです。飛鳥の蘇と資料を3点購入。1)飛鳥寺、2)飛鳥寺聖徳太子、3)飛鳥歴史散歩 秋篠寺に向かう。

6.秋篠寺
飛鳥の見学時間を切りつめても是非参拝したかったのです。堀辰雄氏が東洋のミューズと賞賛している「伎芸天像」にお目にかかりたかったのです。氏の本は高校生の時に教科書で習ったと記憶しているのですが、氏の「大和路・信濃路」は購入して読んでみようと思っています。「伎芸天像」は、神秘的な優しさが漂うそんな表情でした。近鉄大和西大寺からタクシーで向かう。南門ではなく、東門から金堂跡横を通って受付へ。
お寺は、「季節の点描  秋篠寺」によると萩、白藤、山桜、ハクモクレン菩提樹ツツジ、紅葉そして三月中旬にはアセビがきれいに咲くらしいのです。東門を入ってすぐ左に姫シャクナゲの花に似た釣鐘状の小さな白い花が咲いていました。よく見るとアセビの花でした。大和万葉を代表する木花と勝手に決めているのでうれしかったですね。御本尊のお導きですね。金堂跡あたりは自然林のような雑木林で苔がきれいでした。また、梅がきれいに咲いていました。

7.三条通りの和食のおいしい店「風酔」:お店のパンフには、「ホッ」とする和食と絶品鉄板焼きとありました。
かみさんと三条通りのJR奈良駅に近い「風酔」へ。明日、雪の小樽へ帰るので奈良の思い出に。ガイドブックにも載っていなかったお店ですが、思い出にと入りました。「寒ぶりづくし」が2月限定コース(二千円)としてありました。富山県は氷見の新鮮な旬の鰤を楽しむことができました。もっと早くにこのお店を知っいればと思いましたね。値段も手ごろでコース以外に寒ブリトロ造り、ぶりカマ鉄板塩焼き、ぶり照り焼きを追加注文し、奈良の地酒とともに賞味しました。効率よく酔えました、久しぶりのお酒なので。お店の名前が、小生のまだ完成していない句集の表題「風楽」と似ていたのも入店の動機のひとつです。三百句で完成と考えているのですが、今日、奈良の旅を詠んだ句4句。で、やっと76句です、選者に篩われて何句残るでしょうか。

   「御仏の 微笑み優し 山茶花か」  北 帰航(第73句)
   「蠟梅と 奈良の昔を 偲ぶかな」  北 帰航(第74句)
   「椿咲く 奈良の都の 昔かな」   北 帰航(第75句)
   「冬椿  奈良の都の 昔かな」   北 帰航(第76句)